金曜日, 2月 25, 2005

貯古齢糖

チョコレートとは、カカオ豆を煎って粉末にしたものに、砂糖や粉乳カカオバターなどを加え、練って固めた菓子。粉末や飲料の場合は、ココアと呼ぶのが一般的です。

チョコレートの語源・由来

今では板チョコが主流ですが、元々は飲み物でした。最初はメキシコのアズテック族が、カカオ豆を砕いて煮た汁を冷やし、これにいろいろな香辛料を混ぜコショウで味付けして飲んでいました。
この飲み物をメキシコ語で”chocolatre(ショコラトール)”と呼び「苦い水」という意味でした。アズテック族はカカオの木、メキシコ語で”カカウアトル”は神からの授かり物で、それから作られた「苦い水」を飲むと病気にならないと信じられていました。

ショコラトール。このメキシコ原住民の間で「薬用飲料」として飲まれていた香辛料を入れた飲み物をスペインの冒険家たちが、アズテック族に教えられて、実際に疲労回復に役立つことを知り、しだいに飲むようになったのです。しかしスペイン人にはコショウの味が馴染めず、カカオ豆に同量の砂糖を混ぜ、新しい甘い飲み物を作り、それを”チョコラーテ”(chocolate)と呼びました。これが英語圏に入ってチョコレートとなりました。

チョコレートは世界に広がり、改良が重ねられ、現在のようなチョコレートとなったのです。近世後期には、オランダ語で「ショコラート」と呼ばれ、明治期にはドイツ語で「ショコラーデ」、フランス語で「ショコラ」と呼ばれるようになりました。チョコレートが日本へ入った1715年(正徳5年)には、「チョクラーツ」と呼ばれていました。1877年(明治10年)には「貯古齢糖」の名で発売されましたが、「牛の血が混ざっている」と噂され、売れ行きは悪かったのです。チョコレートが日本で人気菓子となったのは、1918年(大正7年)、森永製菓が本格的な製造をした以降のことなのです。

6 件のコメント:

Mari さんのコメント...

いろいろと物知りですね~
私もチョコレートと発音するより
chocolateはチョコラテ”と言うほうが好き。
ここカリフォルニアの60%以上の人達がSpanish。
私も英語より、Spanishが得意で、他の日本人も同じように、発音も楽なスパニッシュは
簡単らしい。
これは世界で2番目の言葉。メキシコ、チリ、グアテマラ、エルサルバドル、パラグアイ、アルゼンチン、その他多数を含むLatin America(ブラジルは除く)がSpanish(スペイン語)、英語は3位で1位は人口や土地が多いせいもあり中国語。
ちなみに日本語は7位で韓国語は12位。

話は戻りますが、日本の季節限定の「冬物語」だったかな?あのchocolateが好きなんです。

Hamel さんのコメント...

いえいえ、少し興味があったので「調べました」....(-_-;)

なるほろ~、チョコラテですか!!!!!?
さすがに本場は違いますなぁ~、言い方が。

日本の季節限定で「冬物語」ですか?
どこのメーカーなのでしょうか?

私は「生チョコ」だったらなんでも好きです♪

ところで、言語の1番とか2番ってどういう意味?難しい言葉順?それともLAでの分布割合?

Mari さんのコメント...

これはこれは説明不足でした。

1999年の調査なので現在は下の順位は変動したかもしれないので、あえて簡素に13位まで書き記しておきます。

1 Mandarin Chinese 885,000,000
(Sino-Tibetan)China
2 Spanish 332,000,000
(Indo-European) Latin America,Spain
3 English 322,000,000
(Indo-European) North America,U.K.,Australia
4 Bengali 189,000,000
(Indo-European) Bangladesh, India
5 Hindi 182,000,000
India
6 Portuguese 170,000,000
(Indo-European) Brazil, Portugal
7 Russian 170,000,000
(Indo-European) Russia
8 Japanese 125,000,000
Japan
9 Standard German 98,000,000
(Indo-European) Germany
10 Wu Chinese  77,175,000
(Sino-Tibetan ) China
11 Javanese 75,500,800
(Austronesian) Indonesia
12 Korean 75,000,000
Korea
13 French 72,000,000
(Indo-European) France

と、それぞれ語源の使われてる人口数の順位といえばいいのでしょうが、必ずしも、他国の方でもよその国の言葉を喋れる人もいるわけで、そうなれば言語人口数も変動してきます。

Hamel さんのコメント...

これは、これは。詳細解説痛み入ります。
やはり「使用言語の人口分布」でしたか!?

それにしても、チャイニーズが一番だとは!
スペイン語?!ってそんなに簡単なのですか?
全く知りませんでした。
TVなどで、聞く限りそのようには思えませんでしたが.....もっとも私は子供の頃から「ヒアリング」がダメなのです。日本語でさえ「えっ、えっ」って聞き返してます。きっと言語中枢に欠陥があるのでしょうね( ^.^)( -.-)( _ _)

Mari さんのコメント...

スペイン語の発音やアルファベットの並びが日本とほぼ同じようだから、英語よりも断然、ヒヤリングは聞き取りやすく、話しやすいといえます。
英語はどんなに勉強しようと発音は日本人には無理があるようです。(例外の人もいるようですが)
大学の先生も言ってましたが、やはり15歳以下までにすべての聴覚が完成するので、大人になると不可能とまではいかなくとも、無理なようです。ですが、日本語の場合は他国の人は簡単に発音が出来ます。それは50音しかないから、あたりまえのことですが、これは発音要する会話の話であって文法的なことは、それそれの努力で違ってきます。

いずれにしろ15歳以下の言語が大切なんですよね。年をとって、よそに移っても、自分の国の言葉を忘れることがないしで、、、
だから義務教育なのか~って’何か納得。

PS
歌や物真似の上手な人って、英語(発音)も上手なんだよね~、文法が間違っていても発音が上手ければ英語も上手に思われ、得ですよ。で?私は、、と言うと音痴です~(゚ρ`)ァー

Hamel さんのコメント...

とても、解りやすいご説明ですね!
納得してしまいました。

私も「音痴」なのです...「同族」ですね?!