水曜日, 3月 09, 2005

心と脳

 脳は、人が生きていく中で「歩く」、「走る」、「食べる」といった基本的な動作に関する命令をからだに伝えていて、これによって人は日常生活を円滑に送っています。

 しかし、脳が命令を出すのはからだだけではありません。こころにも「意欲」、「食欲」、「記憶」などといった感情的および知的命令を伝えています。脳からからだやこころへの命令は、神経伝達物質やホルモンなどを仲介して行なわれます。

 この神経伝達物質の中で、脳からこころに元気を伝える物質が“セロトニン”と“ノルアドレナリン”です。これらは気分や意欲、食欲、記憶などを神経に伝達します。脳内の神経細胞から、セロトニンやノルアドレナリンが放出されると、受け手である神経細胞の受容体に結合して、情報を伝達します。

しかし、何らかの理由でこのセロトニンやノルアドレナリンが減ると、気持ちの活性化が伝えられずに憂うつ感などを引き起こしてしまいます。

2 件のコメント:

Mari さんのコメント...

このセロトニンを司るDNAですが、第7番目だったか9番目だったか忘れましたが、ありすぎると楽天的過ぎて無神経で大雑把。
少なすぎると、心配性で神経質、疲れやすいし気苦労。
ノルアドレナリンは幸福感や達成感、満足感に類するもので、多すぎると、行動能力の低下や慎重派傾向に、少ないと、より達成感を得ようと危ない事にチャレンジ旺盛になると言われてますよね。
まあ、何でも適度がいいのですが、私の場合は、どちらとも少ないように思われます。

なので、突然、大胆な危ない行動に出たりなどするのかもしれません。そのくせ物事に悲観的な部分もあるのですから。。。

朝起きたときに、干しぶどうとリンゴを食べれば、それぞれの数値が若干上がるらしいですよ。
で、試してみましたが、大して変わりませんでした。

Hamel さんのコメント...

勉強になります!...もうそろそろ仕事に行かないといけないので、後でゆっくり読もうっと!